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作品No. arcUP7061 CoGNo. arcUP7060 Co重複: 1 出版年: 明治１０ (1877) 月日 09・ 地: 東京 出版備考: 順No.：( ) | |||
| 絵師略称 羽田富次郎 絵師Roma 落款印章 本所外手町廿二番地 編輯画工 羽田富次郞 彫師摺師 画中文字人名 笑門舎 改印 明治十年九月三日御届 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:003/02;02 異版 | ||||
| 作品名1 （「西郷隆盛夢物譚」） ( さいごうたかもりゆめものがたり ) | 1印No. 1板元No. 0441 1板元名 多賀 甚五郎 板元文字 新乗物町十九番地 出板人 多賀甚五郎 | |||
| 作品名2 （「西郷隆盛夢中に万造主宰に逢心根を上聞せし事」） ( さいごうたかもりゆめにぞうぶつしゃにあい こころねをもうしあげせしこと ) | 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考 | |||
| 分類 歴史画 物語絵 画題 西南戦争 シリーズNo. 名 資料部門 浮世絵 | ||||
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作品No. arcUP7061 | 配役 | |
| 興行名 | よみ | 場立 | |
| 外題 | よみ | 場名 | |
| 所作題 | よみ | 音曲種 | |
| 細目種 | よみ | 上演年 ・ 場所 劇場 | |
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作品No. arcUP7061 | ||
| 画中文字 「呼覚せり 隆盛閙敷坐を改め 是は不審敷其一言 賤敷此身に対されて正士とばし宣ふ貴童は何れより参られしやと問ひければ 童子は猶も辞を正し 辱も世界万天の命使に来りしなり 早や行たまへと閙がし立て先に立つゝ知べをなせば 隆盛不思儀の晴やらずと雖も 童子が言葉に随ひて跡辺の方に附添て浮べる雲か風船に乗行心地のしたりしが 遥か向ふを仰ぎ見るに 正しく大内裏とも思しくて南北三十六町東西廿町にして四方に二十二門あり 隆盛引るゝ儘に其所に至りて見れば 南は美福門院、紫震、清涼、温明殿、日花、月花、の両門陳の坐、軒廊、左右の掖、南殿の階下には右近の橘左近の桜若やかに 中央には鳥の旗を立 左は日の旗青竜朱雀の旗 右は月の旗玄武白狐の旗 冉々暉々として風になびき日に映ず 其外七十二の前殿三十六の後宮鳳の甍虹の梁雲にそびゆ これ言ずとしるき大内裏 見るにつけても隆盛は我身の上は替れども替らざりける内裏のありさま 天我をすて玉はず此神殿に来るこそ幸ひ 竜顔を拝し奉り我が心根を奏聞せんと童子の跡辺に付そひ進まんとせしに 不思議や童子を見失ひしが 素より知れる隆盛なれば少しも臆する色もなく 宮殿楼閣を打過て玉坐間近く階の下に跪づき 左右の大臣在まさねば恐れ多くも竜顔を拝し奉らんと打守りたる折こそあれ 連々として玉簾の捲あがりしに こは如何に 今上帝にはおはしまさずと雖も 最貴げなる神装にて臨御の粧ひうづ高く実に神代の神ならんと思ふ折から 神顔殊に艶敷御声さはやかに宣ふやう 珍らしや隆盛 汝を此世に下してより四十余年の星霜を経りしが 昔に替らぬ堅固のありさま 神も一入満足せり 夢々不審と思ふべからず 斯いふ此身は世界万天の主宰にして 一月以来日本国に於て汝賊魁となり干戈を邦内にうごかし多くの人命を損じ腥煙既に天庭を穢すに至らんとするによつて 神霊権に日本国王の皇殿に出現し汝の心意を聞糺したるうへ 曲直明裁の神断を行はんとするなりと 最有がたき神宣に隆盛ははつと計りに平伏なし 何処何れの神霊に在し奉るかはしらねども神言の程は隆盛身にとりての喜び此上あるべからず 勿体なや世界万天の主宰として仮令無冤の事にもせよ」「以下次の絵に出ス」「笑門舎記」 | |||
| 組解説 個別解説 | |||
| 組備考 個別備考 「価四銭」 | |||
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作品No. arcUP7061 所蔵者名 立命館ARC 所蔵者資料No. 蔵印 | |
| 所蔵者URL http://www.arc.ritsumei.ac.jp/ | ||
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